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逃げ道や退路はあっていい。

本日2度目の投稿です。

ちょっとネガティブなお話になるかもです(ノ_<)

中学生にあたる前期課程。
大人になるにつれて、難しくなってくるのは勉強や学習面だけではないこともあります。

友人関係や先生たちとの関係、親子、家庭関係など。
色々な原因で、学校になかなか行けなくなるお子さんもいらっしゃいます。

前期課程のうちは、「中学校」なので進級していきますが、後期課程は単位制。
規定の単位数を満たさなければ、卒業ができません。

前期・後期の二期制で、後期課程の単位は半期ごとの履修、修得です。
成績表で1は赤点なので、落単(単位を落とす)です。
単位認定に必要な時間数もあるので、欠席が多い場合も修得できません。

県立一貫校の場合、6年生までは進級して、その後卒業認定の単位を満たすまで、6年生です。
(正確には3年間まで、だったような気がします)

クラスや部活動などの人間関係で悩むこともあるでしょうし、先生との信頼関係が築けないということもあるでしょう。
相手が「これっていじめじゃないし」と思っていることも、当事者には「いじめだよな」と感じることも。

担任や生活指導の先生が尽力してくれる場合もあります。
担任によってだいぶ温度差があることも事実と感じますが
SC(スクールカウンセラー)に相談することもできます。

それでもどうにもならない場合など、親としては途方に暮れてしまいますよね。

子どもには子どもなりのプライドがあるはずで。

小学校から受検勉強をしてきて、せっかく入ったのだからなんとか登校して欲しい!
と思うのが親心ですし、私でもそう思う。

でも、逃げてもいいと思うんです。
退路があって、然るべきだとも。

子どもたちの社会は、親や先生などの大人が理解できない社会で成り立っていたりもします。
介入することで、悪化する場合も。

公立一貫に限らず、どこの学校でも起こることだと思います。
最終的には子どもの人生なので、やりたいようにやらせてあげる。

習い事や趣味などは、「やりたいようにやっていいよ」と応援できるのに
学校へ行きたくない、辞めたいということはなかなか応援ってのも難しい。

確かにせっかく入った学校だけれど、どうにもならなかったら、次の手を考える、で良いと思うんです。
成長の早さや度合いは個人差があるし、160人が同じように成長していくなんて無理な話。

お子さんが行きたくない時期に、「学校へ行こうよ」と連れ出してみたものの全身が震えている。
手の震えが止まらない。
突発性難聴になる・・・
など身体症状が出ていたら、やはりそれはその子の限界を超えているんだな、と。

SCを活用(言い回しが悪いですが)して、最善の策が見つかれば。
その後、今の学校にこだわらなくても現状よりは良くなるかな、と私は思っています。
そう、入学前にわからなくても、完全に大人になるよりも前にわかってあげられることで
お子さんも少し、ラクになるといいなぁ。

逃げ道については、ちょっと前の記事でも書きました。
前期課程のうちは、地元中学へ転籍する、高校受験をする(要担任への相談)という手があります。
後期課程の場合は、退学ということになってしまいます。
他の高校へ編入学する、高卒認定試験を受験する、就職するという選択肢がありますね。

長い人生の、ほんの一期間。
親としても心配だし、悩むし、どうしていいのか分からなくなるでしょう(私だったら)。
でも、本人が前を向いていける選択が出来たなら。
応援したいな。
応援できる親でいたいな、と。

子どもの変化に気づいて、ちゃんと向き合って、「なんでだろう?」と思っていたことの
答えがみつかったときに。
その事実にきちんと向き合えるお母様がいらっしゃるとしたら、私は心から尊敬します。
同時に、気持ちはいつでも寄り添っています、とお伝えしたい。

このブログ、当初は受検記録として書いていたのですが、入学してからは色々な情報発信が出来ればいいと思って続けています。
次女、三女がいるので、受検記録ももちろん書くのですが。

答えにくいことも、たとえ話で(!)伝えたりできればいいと思います。
ベールに包まれている必要はなくて、実際はこうだよ、という情報発信が出来て。
公立一貫校を目指す方にお届けできれば。

コメントもたくさんいただいて、本当にありがとうございます。
非公開でも大歓迎。

何度もしつこいのですが、大学合格後の進路までみて、初めて「中高一貫校」の実力がわかると思います。
ある意味「純粋培養」されていく子どもたちが荒野に出て、自分の力で切り開いた先に見える景色。
それが素晴らしいものであるように、と願っています。

あれ?
なんだか「オマエ、何言っちゃってんの?」みたいな内容に・・・(´・_・`)
すみません、どうしても「逃げ道があるし、間違っていない」と言うことは残したかったので。

お付き合いありがとうございます。

では、また!!!




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Author:りぷちゃん
大学2年、市立高1年、地元中3の三姉妹ハハが綴る、中学受検(験)、高校受験、大学受験や我が家のお話です。

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